どうしたら痩せられるのか?

なぜ太るのか?
どうしたら痩せられるのか?

【遺伝について】
両親の体型から考えられる肥満遺伝

肥満遺伝子があるからといって、必ずしも肥満になるというわけではありません。食べ過ぎや運動不足など『後天的な環境要因』のほうが大きく影響します。親が食べているものを食べて成長します。親の食生活が子供に『習慣』として遺伝します。

【早食いはなぜ太るのか?】
満腹中枢が働くまでには、食べ始めてから20分かかります。
早食いをすることによって血糖値が急上昇します。

急激に血糖値が上がると、インスリンが大量に分泌されます。
インスリン=余分な糖や脂肪を蓄える働きがあるので、結果的に脂肪が蓄えられ肥満に繋がります。

人間の脳は飢餓状態に敏感なので、空腹感が強いと早食い、ドカ食いになってしまいます。
ポイントは、GI値の低い食べ物から食べたり、しっかり噛んで食べることです。

【不規則な生活はなぜ太るのか?】
・夜中まで起きているとその分食べてしまったり、自律神経の働きが乱れてしまい、摂取カロリーは少ないのに太ってしまう。
・睡眠不足、昼間に動かない生活をしていると、交感神経の働きが衰えてしまい、消費されたエネルギーが使われずに脂肪として溜め込んでしまう。
・睡眠不足は食欲ホルモンが増加し、食欲抑制ホルモンが減少してしまうといわれている。睡眠時間が長すぎてもホルモンバランスが崩れてしまうので、適度な睡眠が最適です。

【消費カロリー】
基礎代謝の理想値
男性:1400~1600kcal
女性:1200~1300kcal(女性のほとんどは900~1000kcal程度)

体脂肪を1㎏燃焼させるために必要なエネルギーは『7200kcal』です。

【100kcalを消費するには?】
・体重50㎏、20代女性の場合。
散歩…..45分
自転車…30分
平泳ぎ…10分
テニス…17分

※7200kcalを消費するにはフルマラソンだと約三回分も走り続けなければいけないんです。

【運動の必要性】
食事制限のみに偏ると、本来減らすべき体脂肪以外に、骨や筋肉まで減少してしまい、「やつれる」という印象になってしまいます。

【運動のメソット】
血液循環促進、筋肉増強、筋力UP、体脂肪の燃焼率UP、関節が柔軟になる、ストレス解消、心肺機能UP、血糖値DOWN、免疫UP、生活リズムが整う

【運動について】
・有酸素運動=体脂肪を燃やす
エアロビクス、ウォーキング、ジョギング、水泳

・無酸素運動=筋力UP、基礎代謝UP
筋力トレーニング、ウェイトリフティング、短距離走

【ダイエットペース】
体重マイナス10㎏の場合
1ヵ月に体脂肪3~5%ずつ、体重1.8㎏~3㎏
4~6ヶ月で落としていくのが、お身体に良いペースです。