痩せるための食事
一日三食の食事の中で、一番のポイントになるのは朝食です。
「朝食を食べる人よりも、食べない人の方が太りやすい」
食事から摂った栄養が消化・吸収する時に働く「DIT」は、第三の代謝とよばれ、朝が一番多く消費されるといわれています。一日の代謝を上げることができる朝食を食べることは、とても大切です。
朝食で基礎代謝を上げる、無理な食事制限はしない、夕食は無理に食べない。
朝食は、脳を活性化するために炭水化物を摂り、たんぱく質や身体の疲労を抑えるアミノ酸を多く含む食材を取り入れることで、午前中の新陳代謝を高めて効率的に身体を動かすことができます。
昼食は、夜に食べ過ぎないないために、しっかり食べましょう。しかし、カロリーは500~600キロカロリー以下に抑え、バランスのよい定食メニューがオススメです。
夕食後は基礎代謝が下がり、食べたものが脂肪として蓄積されやすくなるため、日中の食事よりも量を控えめにしたダイエットメニューにする。寝る三時間前までに食事を終わらせることが」重要です。糖質制限を意識してみましょう。
夜十時以降に食べたものは、特に直接脂肪になりやすいので注意してください。また、体内時計もリセットできなくなるので、空腹感がずれてしまいます。朝、お腹が空いていないのに義務で食べることにつながります。
【ダイエット中は間食は避けましょう】
間食をするなら、ナッツを少し取り入れるのがオススメです。ナッツは腹もちがいい、ミネラル、食物繊維、ビタミンEが豊富、コレステロールを下げる、糖質が極めて少ない、ホルモンバランスを整える等の効果があります。ですが、カロリーは高めなので食べ過ぎには注意しましょう。ナッツは無添加商品を選び、一日の適量は手のひらに軽く一杯程度です。
【食べ過ぎた場合】
脂肪が蓄積される二日間で帳尻をあわせましょう。
その日食べ過ぎた脂肪は、およそ二日後に脂肪となって体内に蓄積されるので、体内に蓄積される前の二日間が重要です。例えばお肉を食べ過ぎたなら、二日間は肉類を控えるという感じです。
【糖質制限ダイエット】
炭水化物を制限するダイエットは、食生活を戻すとリバウンドする可能性が高くなります。炭水化物をあまり制御すると、エネルギーが不足し、脂肪だけでなく筋肉を分解してエネルギーを作るため、筋肉量が落ちることで代謝が低下、痩せにくい身体になってしまいます。
【ダイエット効果の高い食べ物】
有酸素運動に欠かせないのが、水分です。水分が不足していると、しっかりと脂肪が燃焼されないため、水分摂取は大切です。
また、有酸素運動をする前の食事に取り入れることで効果を発揮する食品は、トウガラシ、キムチ、ラー油、豆板醬、コチュジャン、タバスコなどです。その食品に含まれるカプサイシンには、脂肪分解、脂肪燃焼、新陳代謝促進、生活習慣病や冷え症の改善、疲労を和らげる効果があるため、ダイエットにはオススメです。
運動をする前にコーヒーを飲むのも痩せには効果的です。コーヒーで痩せるのではなく、コーヒーに含まれているカフェインが関係しています。カフェインには、脂肪を燃焼させるために働きかける作用があります。ただ、この働きかけに必要なものが、身体に水分があるかどうかです。もともと水分をあまり摂らない人などがカフェインを摂れば、利尿作用で水分だけが身体の外に排出されることになります。一時的に体重が減るかもしれませんが、水分不足によって減っただけです。本来、水分の役割は栄養を各細胞に運んだり、使わなくなったものを運ぶのに使われます。しかし、水分不足だとこの運搬作業ができなくなり、身体に不要な脂肪の運搬もできなくなってしまうのです。そしてもう一つ気をつけたいのがカフェインの摂りすぎです。普段からカフェインを摂りすぎている場合、やはり利尿作用も考え身体の外に出る水分量も増えてしまいます。
コーヒーを飲むのであれば一日に三杯までで、別に水分を多めに摂っておくことも大切です。カフェインを摂るタイミングは、運動をする30分~1時間前。
他にアミノ酸も重要です。運動で疲れた身体の回復を早めてくれます。